3月10日(水)の市議会予算総括質疑で、「空き家対策」と「既存建築ストックの有効活用」について質問と提案をしました。
・空き家対策
コロナ禍の密回避やテレワークスペース需要から、住みたい街ランキングの八王子の評価がランクアップし、八王子で住宅を探すという方が増えています。
その一方、市内では他の地方都市に漏れず空き家対策が課題となっており、空き家の除却、建て替えが進まないことから、新たな移住者を受け入れるための住宅スペースの確保が追い付いていないという課題があります。
空き家の除却が進まない要因について市が調査したところ、空き家を更地化してしまうと課税標準特例(税の減免)が受けられなくなってしまうことを理由に、家を除却せず残しているという方が一定数いることが分かりました。
そこで、空き家の除却後一定期間内での売却や建て替えを条件に、課税標準特例(税の減免)を継続(or税相当額の還元)できるような仕組みを提案しました。
・既存建築ストックの有効活用
八王子市では福祉施設を作る際にバリアフリー条例の緩和を受けることができますが、バリアフリー条例の緩和を受ける際に、対象物件の検査済証が必要となるため、検査済未取得の物件では福祉施設を作ることができません。
八王子では検査済証未取得の建物が多く、福祉施設を作る際のテナント探しが大変な難しい状況です。
そこで検査済証の未取得物件に対する法適合状況調査実施の啓発促進と、福祉施設への貸し出しを条件とした法適合状況調査の費用助成を提案しました。
質問の詳細及び答弁の内容は、市議会の議事録をご覧ください。 議事録はこちら
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